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【 9.コナラの萌芽再生能力と活用 】
 コナラはしいたけ栽培の原木(ほだ木)、良質の木炭・薪など
その利用価値が高いうえに、特に萌芽再生能力に優れている
ことから、昔からその特性を活用してきました。
 萌芽再生とは、伐倒した木の切り株から発芽して再び成長する
能力のことで、約20年で「ほだ木」をとるにはちょうどいい太さ
(直径15センチ程度)に成長します。
もちろんその間にはタネ(どんぐり)が落ちて発芽するので、
適切な手入れがなされていれば継続的に資源として活用できる
ということになります。
 萌芽再生を促すために、伐倒の際には地面すれすれではなく
20センチ程度の高さで株を残します。完全に腐朽してしまうのを
防ぐとともに、周囲の雑木や雑草より陽あたりを有利にするためです。
 老木については萌芽再生しないといわれています。
 写真はコナラが実際に萌芽再生した様子です。1株から10本ほど
伸びています。伐倒後3〜4年経っていると思われますが、
約1メートルに成長していました。
 一般的に、1株から数本の幹が伸びているケースはこの萌芽再生により
成長したもので、1本立ちのものはタネから発芽したと判断されます。

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