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【 6.腐朽したもの 】
 木造建築などを考えたとき、木材が腐朽してしまう主な原因は
水分(湿気)であることは広く知られていますが、薪についても
同様のことが考えられます。
 木の性質上、水分を多く含む辺材(樹皮のすぐ内側の部分)が
特に腐朽しやすいのですが、菌(キノコ類・カビ類)がついてしまうと
全体的に朽ちてしまいます。
 一度腐朽してしまうとスポンジ状または海綿状になって水分を
逃がしにくく、さらに進行させてしまうので、やはり乾燥工程や
保管には気配りが必要です。
 腐朽した部分は非常に燃えにくくなります。特に木造建築物の
解体から出る廃材などは、何十年も経た木材ですので乾燥程度はよい
ものの、湿ってやわらかい部分は取り除くのがよいです。
 さらに化学物質(ボンドや塗装・防腐剤など)も多く含まれている
可能性がありますので使用するには注意しましょう。
 上の写真のように木が生きていても内部が腐っているもの、立ち枯れ
したものはアリが巣をかけている場合があり、厳重な注意が必要です。
 玉切り作業時に兆候が見られたら、山中ならそのまま放棄し、
住宅付近等放棄できない場所なら衝撃を与えないように安全な広い
場所に移動し、ガスバーナーや殺虫剤を準備してから細かくします。
 殺虫剤は市販のものでもアリ専用のものならある程度の効果は
ありますが大量に消費するので、可能なら付近の安全を確認して
焼却しましょう。
 新たに巣をかけるので、決して建物や他の薪に近づけないこと。

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