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【 4.乾燥のしかた 】
 「乾燥」は良質の薪に求められる大事な要素です。従って薪づくりの
工程の中でも、いちばん気遣いが必要な作業なのです。
 冬季伐採した木がよいのですが、夏切りのものでも良い条件のもとで
よく乾燥させれば、すばらしい薪になります。
 木を乾燥させることは洗濯物を乾かすように短時間でできることでは
ないので、来たるシーズンに備えて前もって木材を確保し、
玉切り・薪割り作業を経て長い時間をかけて自然乾燥させます。
 生木の状態で割ってから乾燥させたり、丸太の状態である程度乾燥
させてから割ったり、人によって方法はさまざまなようですが、
乾燥したものは生木に比べて若干割れにくくなるので、生木のうちに
割ったほうが効率よく作業できるかもしれません。
 腐朽やカビ・菌から薪を守るために、雨や雪が直接あたらない
陽あたり・風通しのよい屋外、できれば住建造物に直接触れないところで
最低でも半年以上乾燥させることが重要です。
 構造用木材の乾燥機を利用したもの(人工乾燥)は自然乾燥に比べて、
虫やカビがつきにくい・仕上がりがきれいなことなどメリットもありますが、
乾燥エネルギーを電力や石油に頼っているのは承知のとおりです。
 早い時期に準備して風を通せば、要らぬ手間や経費を掛けずに良質の薪を
作ることができます。

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