| 【 1.樹木の構造 】 |
「樹木の構造」といえば、その見た目から根・幹・枝・葉とイメージ
されるでしょうが、ここでは薪になる部分、幹と枝に限定して
共通する内部構造を説明します。 |
内部構造についていちばんわかりやすいのが、切断面を見ることです。
樹皮・辺材・芯材の3つに区分することができます。 |
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| (写真はサクラの断面) |
- 「樹皮」 文字通り、木の皮。死んだ細胞で構成されていて、水分は含まれない。内部を保護している。
- 「辺材」(あま・しらた) 樹皮下に白く見える部分。活動が活発で、水分を多く含んでいる。
- 「芯材」(さね・あかみ) 中心から広がる部分で辺材に比べて堅く、含水量も少ない。
表樹皮としらたの間には、「甘皮」と呼ばれる薄い皮があり、
内部の水分を保ちます。
ちなみに、皆さんよくご存知の「コルク栓」は「やわらかい木」ではなく
「厚い樹皮」です。
(通常、樹皮を剥ぐと木全体が枯れてしまいますが、ブナ科コルクガシは
樹皮を剥いでも大丈夫。) |
木を切った状態のとき見られる「年輪」で、その木の成長の過程を見ることができます。これは、夏季によく活動し、冬季はその動きが鈍くなるという積み重ねでできるもので、木の性質そのものをあらわしています。
上の写真では、中心がやや上部に偏っていることから、写真下部が日当たりの良い南側で、よく成長できたことがうかがえます。また、極端に中心が偏っているものは、急傾斜地に育った木に多く見られます。 |
| 木は根から吸収した水を葉に送るため、全体的に水分を含んでいるものですが、冬季は自らを凍害から守るために水分の吸収を鈍化させます。これにより葉が乾燥して変色したものが「紅葉」です。その後葉が落ちます。 |
これらの性質をもったものを「落葉樹(らくようじゅ)」といい、広葉樹に多く見られます。
また、冬季に落葉しないものは「常緑樹(じょうりょくじゅ)」といい、針葉樹のほとんどの種類は常緑樹です。 |
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